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ヒアリ(火蟻)とは?身を守る方法、刺された時の対処方法!

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兵庫の神戸港から強力な毒性を持つ「ヒアリ」が発見されてから日本各地に「ヒアリ」が発見されています。

各港でも厳戒態勢で駆除や対策が行われていますが、内陸でも発見されたというニュースが報道されており、「私たちの身の回りにもヒアリが出てくる可能性があるのでは?」と不安が広がっています。

 

刺されると命の危険にも関わる恐ろしいヒアリの対策には、正しい知識が必要です。今回は、ヒアリについて、ヒアリから身を守る方法、ヒアリに刺された場合の対処方法などを紹介していきます。


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ヒアリ(火蟻)とは?

ヒアリ(火蟻)とは南米大陸原産のアリです。世界の侵略的外来種ワースト100選定種でもあり、特定外来生物にも指定されています。(参考:環境省)

猛毒の針を持っているため、刺されると火傷のような激しい痛みを感じます。また、アナフィラキシーショック症状を起こし最悪の場合は命の危険があることから「殺人アリ」と呼ばれるています。

 

ヒアリの体の色は赤茶色で、一見普通のアリのように見えますが腹柄に2つのこぶがあるのが特徴です。

 

画像引用元:東京都環境局 特定外来生物に関する学習サイト

 

太平洋周辺の国々に分布していることが多い中、現在日本では神戸港で中国などから運ばれた貨物船のコンテナの中から発見されたことをきっかけに全国各所でヒアリが発見されるようになりました。

 

ヒアリから身を守るためには

ヒアリが生息しやすい場所は、公園や農地、庭などの巣が作れる土のある場所と言われています。また、餌となる昆虫類が生息している場所も注意すべき場所です。

 

■すみかとなる環境を作らない

①屋内へ侵入できる隙間を作らない

入口や窓などはしっかりと戸締りを行い、ヒアリが屋内へ侵入する経路を経ちましょう。

 

②ヒアリの餌となるもの(生ごみや、食品など)を放置しない

ヒアリは雑食で、花の蜜や樹液等以外にも昆虫なども食べます。虫などが発生、群がりやすい場所は要注意です。生ごみの処理や食品の保管はしっかり行ってください。

 

■刺傷の機会を減らす

①サンダルなどの履物を屋外に置かない

履物などを外に置いておくとヒアリが着く可能性があり、知らずに履いて刺されてしまうというケースがあるそうです。サンダルなどの履物は野外に置かないようにしましょう。

 

②野外で作業する場合などは靴やズボンにベビーパウダーを振りかけておく。

靴やズボンにベビーパウダーを振りかけておくことで、アリが体に上りにくくなりますので、危険がある場所ではおすすめします。

 

③野外で作業する際はプラスチック製の手袋を着用する。

布製の軍手などの場合は、ヒアリの針が貫通してしまったり、網目の隙間からヒアリが侵入してしまう場合があります。刺されても大丈夫な丈夫なプラスチック製の手袋を着用し身を守りましょう。

 

④周辺でヒアリの生息が確認された場合は、室内でも十分に注意をする。

ヒアリは小さいので屋内にまで侵入してしまう可能性は十分あります。近辺でヒアリの生息が分かった場合は、室内であっても十分注意してください。

 

被害の起きやすい状況としてあげられるのが、農作業中や庭の手入れなど野外で作業を行うときです。また、野外に置いてある靴やサンダルを履くときなども注意が必要です。

ヒアリが発見されると、ヒアリのすみかとなる場所を完全に無くすことはとても困難です。もし、生息が確認され駆除完了した後でもヒアリがどこかに潜伏している可能性があります。そのため、刺傷の恐れがある場所では慎重に行動してください。

 

もし、ヒアリを見つけたら?

もし、ヒアリを見つけた場合は絶対に触らないでください。

ヒアリは攻撃性の強いありなので生きたヒアリを手で触ることは大変危険です。速やかに地元の自治体に連絡し対処してもらうようにしてください。


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ヒアリに刺された場合の処置・対処方法

■刺された直後の対処方法

刺された直後の20~30分程度は安静にし体調の変化がないか注意して観察してください。症状が悪化しない場合には、ゆっくりと落ち着て病院を受診するようにしてください。

 

■症状が悪化する場合の対処方法

めまい、頭痛、激しい胸痛、吐き気、重度の発汗、低血圧、呼吸喪失、ろれつが回らなくなるなどが体の不調や症状が悪化した場合は、すぐに一番近い病院を受診してください。

可能であれば、救急受け入れのある病院が望ましいです。

受診の際は「アリに刺されたこと」、「アナフィラキシーショックの可能性があること」を伝え、すぐに治療してもらうようにしましょう。

 

まとめ

ヒアリはとても危険な生物です。ヒアリから身を守るためにできることは是非実践してヒアリ対策を行いましょう。

ヒアリを見つけた場合、ヒアリに刺された場合は焦らず落ち着いて行動してくださいね。正しい知識を身につけ適切にヒアリ対策を行いましょう!

 

参考サイト:東京都環境局 特定外来生物に関する学習サイト

 

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