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熱中症の予防と対策!絶対に知っておきたい応急処置方法とは?

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今年も全国的に気温が高い夏になっています。
夏と言えば、楽しいイベントや行事がある一方、体調にも影響してくる夏の暑さには注意が必要です。

 

総務省のデータによると平成28年5月~9月までの全国における熱中症による救急搬送人員数の累計は、なんと5万 412 人!
特に7月、8月は急激な温度の上昇で熱中症になる人が増えています。

熱中症の多くが高齢者で約50.0%と半数を占めてます。次いで成人が36.0%、少年13.0%、乳幼児1.0%の順となっています。(総務省調べ)

 

熱中症は正しい知識を身につけ、適切に予防することで、未然に防ぐことが可能です。しっかりと、熱中症対策と予防を行い暑い夏を乗り切りましょう。

今回は、そんな熱中症対策と予防について、また熱中症になってしまったときの応急処置方法についてご紹介します。


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熱中症とは?熱中症の症状

私達人間の体は、熱を作り、余分な熱は放出するという体温調節機能があります。しかし、長時間高温の環境にいるとこの機能が鈍ってしまうことが原因で、うまく体の体温調整ができなくなってしまいます。

 

体温が調節できないと、どんどん体内温度が上がり、体の中の水分や塩分が奪われてしまい、最終的にはめまいや痙攣、吐き気や頭痛などの症状が現れてしまいます。

暑さで本来の体温調整機能が正常に動かなくなってしまい、体調に悪い変化が起こってしまうことを熱中症と言います。

 

この症状は命の危険もあるため、熱中症を未然に防ぐために適切に予防することが必要です。

 

熱中症対策

1.こまめな水分補給

のどが渇いてなくても、水分をこまめにとりましょう。
暑い環境にいたり、汗をかくことで体内の水分はどんどん減っていきます。スポーツドリンクなどは塩分や糖分が含まれているため、体に吸収されやすいのでおすすめです!

 

2.十分な睡眠、休息をとりましょう

体が疲れていると熱中症になりやすいため、しっかりと睡眠や休息をとって体を休ませてあげましょう。また、眠るときも部屋の温度を適温にして、通気性のいい寝具で睡眠をとるなどして、寝ている間に熱中症にならないように気をつけましょう。

外出時や作業中も必ず休憩を取るなどして、体をこまめに休めるようにしてください。

 

3.食事をしっかりとりましょう

バランスのよい食事をとり食事面から熱中症にならない体づくりをしてください。豆腐や鶏肉や豚肉などの高たんぱくな栄養価の高い食事をこころがけてください。暑さでなかなか食が進まないという人には、素麺などに野菜を加えたり、冷しゃぶなど食べやすいメニューがおすすめです。

関連記事:夏バテ対策!食事メニュー|夏バテ予防・防止ができるレシピとは?

 

4.温度を把握しよう

自分が今いる温度が何度なのか?を気にするようにしましょう。自分のいる環境が熱中症になる危険がないか常に気にする習慣をつけることはとても重要です。

特に高齢者は暑さを自覚しにくかったり、小さな子供は体温調整が整っていないという特徴があります。温度を知ることで、熱中症の危険度を把握し体調管理をすることが大切です。

 

■熱中症予防運動指針(環境省)

気温(参考) 熱中症予防運動指針
31~35℃ 厳重警戒 (激しい運動は中止)
28~31℃ 警戒 (積極的に休息)
24~28℃ 注意 (積極的に水分補給)
24℃未満 ほぼ安全 (適宜水分補給)

 

5.熱中症予防グッズを取り入れよう

最近では熱中症対策のグッズが数多く出ています。
最近では、ドラグストアやスーパーなどでもそういうグッズは販売されており手軽に購入ができます。あると安心なので必ずチェックしておきましょう。

 

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熱中症になった時の応急処置

もしも熱中症かなと思った時は、すぐに応急処置を行ってください。熱中症は命にかかわる危険な症状です。

甘く考えずに具合が悪いなと感じた場合は対処するようにしてください。

 

①すぐに医療機関へ相談、または救急車を呼ぶ
意識がはっきりとしていない場合や嘔吐などがある場合は早急に救急車を呼んだり、医療機関へ連絡し治療してもらってください。

②涼しい場所へ移動する
高温の場所に居続けるのは危険です、エアコンの効いた室内や車内、日陰などに移動するようにしてください。

③衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げる
体をしめつけている衣服を脱がして、汗を乾かしやすくしてあげてください。

④塩分や水分を補給する
冷たい飲み物を飲ませてあげてください。体を冷やす必要があるためです。嘔吐などがあったり、意識がない場合は無理やり飲ませてはいけません。

 

まとめ

熱中症を予防するには、こまめな水分補給や十分な休息、バランスのとれた食事、温度の把握をすることが大切です。

また、高齢者は暑さを自覚しにくいため喉の渇きを感じにくい傾向があります。子供は汗腺が未熟ですので、体温調整がしにくいという特徴があります。周囲の気遣いが熱中症発生の予防につながります。

 

熱中症かな?というような症状が出た場合は、甘く判断せずにすぐに応急処置をとるようにしてください。

熱中症は命にかかわる危険のある症状です。正しい知識を身につけ適切に予防・対策をして、未然に防ぎましょう。

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